アメリカのCBD法規制、最新情報

  1. 今年1月23日付で超党派議員により米下院議会委員会に提出された連邦法修正法案HR5587(前回「アメリカの法規制〈2020/2/28現在〉」をご参照)は、その後、追加審議や承認手続きが行われることもないまま、現在も塩漬け状態にある。
  2. しかし、現FDA長官のStephen Hahn医学博士は、2月下旬にワシントンDCで開催された米農務省協会の冬季政策会議において、「現状、米国内で販売される一部CBD製品に安全性データの不備と健康被害の懸念はあるものの、すでに一定規模の国内市場が形成されており、これをいまから全面的にクローズしていくことは難しい」とのコメントを新たに発表した。
  3. また同長官は、「CBDの効果や安全性に関する正しい情報を消費者に提供することで既存の情報ギャップを埋め、消費者自身が商品選択の正しい判断を行えるようにしたい」との意欲を改めて示した。つまり、「CBDマーケットをクローズさせたいわけではわけではないが、依然、解決すべき問題は残されている」という含みを持たせた発言に、今後の動向が注目される。